![]() 3月のある日、立て続けに同じ内容の相談がありました。それぞれの方が持ってこられたのは、「○○(電話回線会社名)電話・ご利用開始(回線工事日)のご案内」と書かれた封書です。それぞれの方々のお話をうかがってみますと、要点は以下のとおりでした。 ● 契約もしていないのにこんな通知が来た。 ● 今のまま(NTT回線)で満足している。変えようと思わない。 「電話料金が安くなるから」と何度も何度もしつこく言われて困った。 ● いろんな訪問販売員が、しょっちゅう来る。… およそこのような内容です。 ところが、状況確認のため各ご自宅を訪問してみますと、「○○会社の回線利用契約書」が残っていました。つまり、1月に各々が同じ代理店の訪問を受け、契約書にサインと捺印をしたが、回線開始の時期になって契約そのものを忘れていたというケースです。 これだけでは、“悪質商法”とは言い難いケースですが、看過できない教訓点もあります。 それは、(1)高齢者(特に独居高齢者)をターゲットとして訪問し、(2)「電話料金が安くなる。そのためにはキャンペーン期間が残り少ないので、今すぐ契約する必要がある…」と言葉巧みに、即座に契約するよう迫り、(3)契約するまでしつこく居座る。(4)その結果、根負けして必要でないものに契約させられています。 わかっちゃいるけど断れない。 トラブルにあった高齢者の方に、「どうして断らなかったの!」と詰問する方があります。しかし、トラブルにあった方は一様に、はっきりと意思表示するということに慣れていません。むしろ意見を言わず、おとなしく従うような方々が多い世代です。冷静な時は、断ればいいとわかっていても、実際に実行できないひとも数多くいらっしゃるのです。 誰にも相談できない。していない。 高齢者トラブルの場合、もう一つの特徴があります。それは、一人暮らしの場合など周りがトラブルに気づくのが遅れ、また家族がいても迷惑をかけたくないと内緒にしているケースが多いということです。何が問題か気づかずに「だまされた自分が悪い。」と自分自身を責める場合も少なくありません。誰にも相談できない状況の下では、問題を一層困難なものにします。クレジット問題などでは、支払いがいよいよ困難な状況になって初めて周りに相談する決心がついたケースもあり、周りが気づいた時には被害の回復が困難という場合も多いのです。 悪質商法から身を守るために。 悪質商法には、高齢者のみならず、誰もが巻き込まれる危険をはらんでいます。言葉巧みに相手のペースで話すうちに、判断力や交渉力が衰えることは誰にでも起こります。トラブルから身を守るための3つのポイントは次のとおりです。
最後に、今一度考えてみてください。あなたはもっていますか? 主な相談窓口 * 大阪市消費者センター TEL 6614−0999 * 旭区役所区民企画室市民活動推進担当 TEL 6957−9683 * 大阪市役所市民相談室 TEL 6208−8000 * 旭警察署 TEL 6952−1234 * 大阪市立生江人権文化センター TEL 6925−5621 |
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